2015/07/30

磁気センサー

磁場の強さは、
http://www.nips.ac.jp/~nagata/MEG/MEGoutline.pdf
によると、

10^-4 〜 10^-5 地磁気
10^-5 〜 10^-7 都市雑音
10^-9 〜 10^-10 心臓
10^-10 〜 10^-11 筋肉
10^-11 〜 10^-12 脳(α波)
10^-12 〜 10^-13 脳(視覚反応)

とのこと。そのため、用途によってセンサーにも低感度から高感度まで色々とあるようだ。


1. 地磁気
検索すると色々と出てくるが、例えば
YAS532B (http://www.yamaha.co.jp/product/lsi/magnetic_sensor/)
だと、分解能が0.15μTであるので、地磁気から都市雑音まで検出できそうだ。


2. 脳(α波)
NISTで開発されているセンサーの感度は1pTとのこと。
プレスリリースと関連記事が以下。
http://www.nist.gov/pml/div688/brain-041912.cfm
http://www.medtecjapan.com/ja/news/2012/05/08/221
http://sustainablejapan.net/?p=1486

他にも東北大学, コニカミノルタ株式会社, 科学技術振興機構
で開発されているセンサーがあり、こちらも
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150723/
の図から読み取るとpTレベルの感度があるようだ。


3. 脳(視覚反応)
SQUIDと呼ばれるデバイスがある。感度はfTレベル。
ただし、磁気シールドルームや液体ヘリウムが必要。
以下を参考。
https://en.wikipedia.org/wiki/SQUID
http://www.yokogawa.co.jp/me/meg/whatmeg/me-whatmeg1-ja.htm

0 件のコメント :