目的
LinuxのウィンドウをWindowsの画面として表示させます。
環境
仮想マシンにはVirtualBoxを使います。ここではホストにWindows、ゲストにDebianを用います。 X Window Systemには、VcXsrv (https://sourceforge.net/projects/vcxsrv/) を使います。また、ssh接続のためにcygwinも用います。
方法
環境が準備できたら、以下のコマンドで簡単にWindows側でウィンドウを表示できます。 以下の例は、Visual Studio Codeを起動する例です。 まず、ゲストOSにsshでログインします。
ssh -R 6000:localhost:6000 -p [port] username@localhost次に、ディスプレイの表示先を変更し、ウィンドウを使うアプリケーションを起動します。
export DISPLAY=localhost:0.0 code --disable-gpu[port]はVirtualBoxのsshのポートフォワーディングルールとして設定しているホストポートの番号を入れます。具体的には、VirutalBoxの仮想マシンごとの設定の[ネットワーク]→[高度]→[ポートフォワーディング]で、
設定項目 | 値 |
---|---|
名前 | ssh |
プロトコル | TCP |
ホストIP | (空欄) |
ホストポート | 3222 |
ゲストIP | (空欄) |
ゲストポート | 22 |
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