測定には、Windowsのpingを用い、
ping -l 64 -n 20 8.8.8.8
を繰り返し実行することで測定した。
WiMAXのプロバイダはauで、
tracertによる経路は
[測定PC] → [UQ Communications] → [KDDI] → [xxx.bb.kddi.ne.jp] → [google]
である。グローバルIPが割り当てられている。8.8.8.8も含め、間は10段。
WiMAX2+のプロバイダはSo-netで、
tracertによる経路は
[測定PC] → [ICMPを拒絶する何か] → [どこかのプライベートネット(172.25.x.x)] → [xxx.bb.kddi.ne.jp] → [google]
である。どこかのプライベートネットはSo-net内部のネットワークと思われる。
8.8.8.8も含め、間は13段。
測定結果を見ると、WiMAXのレイテンシの最頻値は、80ms〜90ms。
WiMAX2+のレイテンシの最頻値は、60ms〜70ms。
ただし、WiMAXは横向きの等間隔の縞模様が現れており、 80ms〜90msの倍数のレイテンシが測定される頻度が多いことが分かる。
どちらも上限1000msで切っているが、1000msを超えるレイテンシが
観測されることもある。
なお、測定中もふつうにネットワークを利用しているので、
何かをダウンロードしている間のレイテンシは大きめに測定されている
可能性がある。
ちなみに、図はgnuplotで作成した。