2011年3月17日木曜日

グローバルホーク

福島第一原発の撮影に米軍のグローバルホークを
ようやく使用するとのこと。
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011031601001241.html

グアムの機体だそうなので、少し前にグアムに配属された
機体なのかもしれない。

大学とか企業とかで遠隔操作できるロボットがあるなら
それも投入して欲しいところだが、安全のためには
何十kmも離れた所から操作ができる必要があるので、
今となっては難しいだろう。

無人という意味では、以前打ち上げてた日本の情報収集衛星
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%8F%8E%E9%9B%86%E8%A1%9B%E6%98%9F
が活用できそうだが、これは公開されないので一般人には残念ながら全く分からない。

一方、陸域観測技術衛星「だいち」は使われていてJAXAで公開されている。
http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/img_up/jdis_pal_tohokueq_110315.htm
しかし、撮影画像を見る限り原発の状況を観測するには解像度が足りなさそうだ。

2011年3月16日水曜日

ひたちなか市堀口のデータ(2)

8時間前の続き。

前と同様、上のグラフは
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/19HP30grf.html
から引用したもので、2011年3月16日 8時10分までの
24時間分のデータである。

感雨程度では反応しないが、雨が降ると線量率が
増加するように見える。

しかしながら、正常時かつ降雨時の過去のデータがないため、
これが雨に反応したものか、風に乗って新たに放射性物質が
運ばれてきた結果なのか区別がつかない。

ひたちなか市堀口のデータ

なかなかアクセスできない茨城県のモニタリングポストのデータであるが、
ようやく1つアクセスできた。

上のグラフは
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/19HP30grf.html
から引用したもので、2011年3月16日 0時10分までの
24時間分のデータである。

グラフの一番左側の値が通常の値である。
いったん上昇して元のレベルに戻るかと思いきや
ピーク時の1/3程度にまでしか下がっていない。
また、減衰が妙にゆるやかだ。

一時雨が降っていたようだが、影響がこのグラフからは
読み取れない。


通常値に戻らない理由としては
(1) 空気中に放射性物質が滞留
(2) 原発から流れ続けてきている
(3) 放射性物質が地表に滞留している
(4) 測定器が不調
(5) 放射性物質が測定器に付着しているだけ
くらいが思いつくが、何時間も無風とは考えられないので(1)はなし。
値が妙に安定しているので(2)もなさそう。
したがって(3),(4),(5)のどれかっぽい。

他の地点のデータにアクセスできれば比較して
判断できそうだ。

2011年3月15日火曜日

吸収線量の計算

川崎市役所付近のデータがあるので大雑把に
吸収線量の計算をしてみる。

4:40分くらいから始まった上昇が2時間後(6:40)に
下降して元と同じくらいに戻るまでの吸収線量は
上昇して下降するまでの形状が三角形で150nGy/hが
ピーク値(値は?)と通常値(40nGy/hとする)の
中間値だとすると、三角形の部分が
(150nGy/h-40nGy/h)×2h = 110×2=220nGy
となり、通常値の部分が
40nGy/h×2h = 80nGy
になる。足すと、300nGyである。

もしこの増加している時間帯に2時間外に出てたとすると、
通常よりも300/80=3.75倍の放射線を受けた事になる。

増加分が220nGyなので、これを等価線量に換算する。
放射線の全てがβ線かγ線だとすると放射線荷重係数は
1なので、単純に単位を変えるだけになる。つまり、
増加分は220nSv。

http://www.city.saitama.jp/www/contents/1189641690509/index.html
によると胸部レントゲン1回につき0.061mSvであるので、
0.061mSv=61μSv=61000nSv
なので、増加分は無視できる。

もし、40nGy/hから150nGy/hに増えたままの状態が
1年間続いたと仮定すると、増加分はおおよそ
110nGy/h × 365日 × 24時間 = 963600nGy/年 = 963.6μSv/年
となる。その場合、1年間で胸部レントゲン15.8回分増える
ということになる。

ということで、増加しっぱなしはあんまりよくない
ことがわかる。

もうちょっと南の値

茨城よりもかなり南だが、川崎市役所付近(大島局観測)のデータがあった。
http://www.atom.pref.kanagawa.jp/cgi-bin2/telemeter_dat.cgi?Area=5&Type=W

なかなかアクセスできないので画像を引用する。
このグラフによると3月15日5時40分前後と
10時40分前後に何かが発生しているようだ。
グラフの上限値を越えているが、少なくとも150nGy/h以上の
線量が観測されている。

東京都日野市で個人測定されている方
http://park18.wakwak.com/~weather/
のデータだと同日12時20分頃に通常の4倍程度の線量を観測されている。
また、5時20分前後に線量が多少増加している。

関東の広い範囲にわたって到達しているのだろう。

風まかせなのでどの地点にいつ頃届くのかを予測するのは
困難だろうが、多少なりとも届くことがあるということは分かった。

茨城県のモニタリングポスト

東電がモニタリングポストの値をなぜか更新しないので、
茨城県のモニタリングポストの値を見てみる。

データが消えてしまうかもしれないのでコピーしておく。
今日になってから放射線量がどんどん増えている。
おいおい。

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日時 北茨城市 高萩市 大子町
13日 9:30 50 — —
〜 〜 — —
14日20:30 51 — —
20:40 50 — —
20:50 50 — —
21:00 49 — —
21:10 50 — —
21:20 49 — —
21:30 49 — —
21:40 49 — —
21:50 49 — —
22:00 50 40 —
22:10 50 41 —
22:20 50 40 —
22:30 50 41 —
22:40 50 40 —
22:50 50 39 —
23:00 50 40 —
23:10 50 39 —
23:20 50 40 —
23:30 50 39 —
23:40 50 40 —
23:50 50 39 66
15日0:00 49 39 66
0:10 52 36 65
0:20 144 40 66
0:30 278 40 65
0:40 375 39 66
0:50 313 40 65
1:00 216 40 65
1:10 169 40 66
1:20 170 40 65
1:30 173 42 65
1:40 168 48 66
1:50 201 55 66
2:00 200 51 64
2:10 227 46 65
2:20 305 45 65
2:30 373 43 65
2:40 391 41 65
2:50 332 43 65
3:00 416 49 64
3:10 908 53 64
3:20 1190 60 65
3:30 1600 68 65
3:40 2910 87 64
3:50 4120 112 64
4:00 4870 204 64
----------------------------------

なお、3月13日、女川原発では福島第一原発の1号機の爆発で
21,000nGy/hを検出したらしい。

放射性物質が風にのって…

関東地域の人にとってはあんまりうれしくない事態のようだ。
気象庁の3月15日08時の風向・風速データによると、
風向きが福島付近から関東平野までおおよそ北東の風が
吹いている。

今、放射性物質が原発から漏れていたら
ゆらゆらと関東平野にまで到達するかもしれない。

朝日新聞社の2011年3月14日20時27分の記事
http://www.asahi.com/international/update/0314/TKY201103140372.html
によると14日に米軍が一時退避しているらしい。
航空機や救援活動をしていたヘリコプターの乗員から
低レベルの放射性物質が検出されたからだそう。

数字が出ているところは引用。
<引用>
# 空母ロナルド・レーガンは福島第一原発から
# 北東約185キロの洋上に展開していたが、
# 他の艦船群とともに原発の風下から逃れた。
# 米紙ニューヨーク・タイムズによると、
# 試料の採取は福島第一原発から約100キロ
# 離れたところで行われており、放射能汚染が風で
# かなり広がっている可能性を示唆している。
</引用>

185km離れてても米軍が風下から移動していたところを
考えると、福島から200km程度の距離の関東平野だと
風次第では到達しかねないな。

モニタリングポスト

福島第一原子力発電所付近のモニタリングポストの値
http://www.tepco.co.jp/fukushima1-np/monitoring/monita2.html
が地震の後から更新されてない。

いま表示されている範囲は
3/9 14:40 〜 3/11 14:40
である。

福島第二原子力発電所付近のモニタリングポストの値
http://www.tepco.co.jp/fukushima2-np/monitoring/monita2.html
は多少更新されているが頻度が低い。

いま表示されている範囲は
3/11 7:50 〜 3/13 7:50
である。グラフから読むと3/12 9:00前後に
通常の値の2倍程度の値が検出されている。
通常が〜40nGy/hなのがそのときだけ〜80nGy/hになっている。

何があったのだろうか。

いずれにせよ、こういうときにデータが更新されてこそ
モニタリングポストとしての意味があるのではないだろうか。