2010年11月14日日曜日

万有引力定数

万有引力定数Gの値は現在のところ3桁の精度しかないようだ。
MKS単位系で、

6.67428 (0.00067) x10^-11 : Wikipedia(JP)
6.674215(0.00009) x10^-11 : J. H. Gundlach and S. M. Merkowitz
6.67234 (0.00014) x10^-11 : H. V. Parks and J. E. Faller
6.67349 (0.00017) x10^-11 : J. Luo et al.

括弧内は1σ。

4桁目で異なるのがなんとも。
各々測定方法が違っているので誤差があるのだろうが、
Gを元に計算する必要のある値は3桁目+α程度の
精度でしか信用できないということになりそうだ。

2010年10月24日日曜日

csrss.exe + XS35GT に不可解が現象が発生

XS35GTにインストールしたWindows7で動作しているプロセスの一つである
「csrss.exe」 の"I/O write bytes"がどんどん増加するという
現象が起きていることに、数日前気が付いた。

マウスかキーボードを操作すると、
I/O write bytes deltaが50GBとか意味のわからん値を叩きだしていた。
実際に何かを書き込んでいるわけではなさそう。
そもそもこんな速度で書き込めるわけがない。

調べて見ると同じではないが類似の症状の人が海外にいた。
http://blog.tatham.oddie.com.au/2007/07/28/strange-server-behavior-huge-io-other-count-for-csrssexe/
まさしく「the values skyrocketed.」と表現されている通りの現象が起きている。
この人は"I/O Other Bytes" に起きており、
マウスやキーボードの操作で発生しているわけでもなさそうだが、
現象だけは似ている。


ウィルスかスパイウェアかとも考えたがウィルススキャンにも
引っかからない。セーフモードで起動するとこの問題がなくなる。

結局、2日間調べた挙句、原因が突き止められないので
再インストールしながら調べることにした。やれやれだ orz

Windows7 をインストールした直後にはこの問題は発生しない。
マザーボード付属のドライバをインストールすると発生することが判明。
一つずつアンインストールと再起動を繰り返して調べたところ、
「Driver 1.2」が原因であることが判明。
「Install Control AP」のインストール中に一緒に
インストールされるドライバのようで、
とりあえずなくても動きそうなのでアンインストールすることにする。

というわけで、XS35GTにWindows7 Professionalをインストール
するときの手順は次のようになる。

-----
1. Win7をふつーにインストール。
既にWin7がインストール済みだとパーティションが2つ見えるが
2つとも削除してからインストールする。

2. XS35GTについてきてたドライバをインストール
Install Control APのところで
- Cisco EAP-FAST Module
- Cisco LEAP Module
- Cisco PEAP Module
- ControlAP 1.2
- Driver 1.2
の5つがインストールされる。

3. 再起動する。再起動後、I/O write bytesの値
(タスクマネージャだとI/O書き込みバイト数の値)が
どんどん増えていく。

4. Driver1.2をアンインストールして再起動。
たぶんControl APが正常に使えなくなるだけで
それ以外は問題はないと思われる(ほんとかな?)。
I/O write bytesの値が0であることが確認できる。

5. ついでにNTI Backup Now EZをアンインストール。
30日間しか使えないので。
一応、再起動しておく。

6. NVIDIAのドライバをインストールし、再起動
-----
これでOK。I/O write bytesは0のまま。

さて、ここから以前の状態に復旧するのが大変だ。
先が長い…

2010年10月10日日曜日

細菌が協力して抗生物質に対抗

「Bacterial charity work leads to population-wide resistance」
doi:10.1038/nature09354
によると、抗生物質への耐性が高い菌が耐性の低い菌の
生存を助けているらしい。
また、抗生物質にさらされている中では
高耐性の菌だけで構成されたグループよりも
それらとそうでない菌を混ぜたグループのほうが
増殖率が高いということだ。

低耐性の菌が死滅して高耐性の菌が残りそれらが
増殖して耐性菌だらけになると思っていたが、
どうやらそう単純ではないらしい。

ちなみに、実験で使われた抗生物質は
norfloxacin(ノルフロキサシン)とgentamicin(ゲンタマイシン)で
細菌には大腸菌(Esherichia coli)が使われているとのこと。

2010年10月9日土曜日

CPU の温度

XS35GTのCPUの温度を「Core Temp」で調べてみた。
他の測定ソフトもたくさんあるのだが、Windows7で
動作するものが意外と少ない。

その温度だが、負荷なしで
室温 25℃
CPU 63℃
SSD 41℃
となった。ファンレスだとどうしても
温度が高くなるようだ。

2010年9月30日木曜日

IMAX 3D

バイオハザード4を観てきました。
内容は、ゾンビが出てくるマトリックス風味の
アクション映画となっておりました。
もう、ホラーじゃないよ、これは。

それよりもIMAX 3D全然だめ。
シャッター方式でなく偏光方式の3Dのためなのか
3D眼鏡を付けても画面は明るい。
あと、眼鏡の上に3D眼鏡をかけてもずり落ちにくい。

しかーし、黒地に白の字幕が3重に見える。その理由は
左目に右目用の光の一部が漏れ、右目に左目用の光の一部が漏れているから。
そんなわけで常に字幕の左右にゴーストのように文字が分裂します。
背景が明るいときは気になりませんが、
コンテンツがねぇ、暗めですし。

さらにわずかにでも首を傾けると光の漏れが大きくなって
まるっきり3Dにならなくなる。これは、疲れる。

画面全体が横に流れるようなシーンでは全くフレームレートが
足りてません。カクカクしてます。

音に関しては低音が強く、身体にとても響きます。
音量が大きすぎて耳が痛くなるくらい。
もしかすると耳栓持ってったほうがいいかもしれません。
難聴になるよ、こんなのずっと聴いてると。

というわけで、たっかい金額払って
わざわざIMAXで3D映画を見るようなことは
全くもってお勧めできません。
上映される映画の内容によらず、ですよ。

それはともかく、バイオハザード4の3D自体の
できもお粗末でした。
無駄に3Dにしたくてしたくてたまりませんっといった感じ。
風景が写ってるシーンなんて、手前の山が
すごく立体的なのに、奥の山などはただの平面の壁に
絵が描いてあるように見えてしまう。

飛行機がおもちゃに見えるとか、
妙に近いところに見えるようにしてみるとか、
意味がわかりません。

ところどころまともなシーンもあったので、
きちんと作りこめてないってことでしょう。
3Dなんかで観ずに、DVDでも借りて2Dで観るほうが
楽しめるんじゃないでしょうか。
コストも安上がりですしね。

結局のところ、「アバター」のときとは
何もかもが大違いでした。

2010年9月25日土曜日

FF XIV BENCHMARK

無謀にもFF XIVのオフィシャルベンチマークを実行してみた。

ミコッテ&解像度1280x720で実行した。
結果、
Score : 161
Load Time : 45132ms
となった。

いやぁ、無理でしょう、無理無理。
大体、実行中に画面が秒間数枚しか書き換わらないし。

HDBENCHの結果

XS35GTをHDBENCH 3.3.0.4 で測定してみた

CPU Int181369
CPU Float127253
MemoryR99646
MemoryW94639
MemoryRW174418
DirectDraw37
Rectangle1137
Text719
Ellipse567
BitBlt35

Rectangle, Text, Ellipse, BitBltが
非常に低い。なんだこれ?
最近のGPUの2D描画性能が低いというのは
こういうことなのか。

2010年9月24日金曜日

XS35GT の消費電力

ワットチェッカーで測定してみた。
とても低い。

起動中 : 21W
ログイン画面 : 17W (29VA, PF=0.55〜0.59)
USB接続のDVDドライブ使用中 : 21W 最大26W
ログイン後の通常状態 : 18W
スリープ : 1W未満(表示は0W)

ちなみにACアダプタの温度は非接触温度計の表示が
正しいなら、熱い部分は通常状態で43〜45℃、
消費電力が増えると48℃くらいまで上昇。

2010年9月22日水曜日

gccでライブラリ

gccで使えるライブラリ(.a)の作成方法のメモ。
以下、cygwinで試した結果。

-- a1.c --
int AAA=123;
----------
コンパイルする。
$ gcc -c a1.c

できあがった内容を見る。
$ nm -g a1.o
00000000 D _AAA

ライブラリをarで作る。
$ ar -r a.a a1.o
ar: creating a.a

できた内容をチェック。
$ nm -sg a.a
Archive index:
_AAA in a1.o

a1.o:
00000000 D _AAA

インデックスを作ったほうがリンクが速くなるらしい。
既にインデックスができてそうだが、調べた範囲では
ar -r に続いて ar -s を実行するのが通常のようだ。

そこで一応、実行して見る。インデックスを作るには、
ranlib か ar -s を実行する。この2つのコマンドは
等価とのこと。
http://www.linux.or.jp/JM/html/GNU_binutils/man1/ar.1.html

実行してみる。
$ ar -s a.a
$ nm -sg a.a
Archive index:
_AAA in a1.o

a1.o:
00000000 D _AAA

変化なし。必要なのだろうか?

最後に、できあがったa.aをリンクする。
-- main.c --
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("%d\n",AAA);
}
というファイルを作って、コンパイル&リンク&実行すると、
$ gcc main.c a.a
$ ./a.exe
123

となる。

2010年9月20日月曜日

ファンレス&スピンレスPC

XS35GTを入手してきました。
http://www.shuttle-japan.jp/barebone/XS35GT/

ベアボーンなので、メモリとHDDをそろえるだけ。
メモリはバルク品のSO-DIMM DDR2-800 2GB。5000円弱。
HDDは使わずSSDを使用。偶然見つけたTrim対応の
東芝製SSD THNS128GG4BBAA を3万円弱で入手。

この2つを組み込んで、ファンレス&スピンレスなPCが出来上がりました。
ACアダプタがちっこくて、だいたい 85mm×35mm×27mm の大きさです。
緑色のパイロットランプ(?)が付いてます。
体温よりは熱くなりますが、手で握ってみると
冬場ならいい感じのあったかさになってます。
温度計がないので何度なのかは不明です。


ファンレスなのでOSインストール中に固まるかもしれないと
予想してましたが、そんなことは全然なくスムーズに
Windows7 Proをインストールできました。
インストール直後の時点でディスクが10GBほど消費されてました。
OSだけで10GB程度というのは予想外に小さいですね。


とりあえずインストール直後のWindowsエクスペリエンスインデックスは

プロセッサ : 3.3
メモリ : 4.7
グラフィックス : 1.0
ゲーム用グラフィックス : 1.0
プライマリハードディスク : 7.1

ベアボーンにくっついてきたドライバをインストールすると

プロセッサ : 3.3
メモリ : 4.7
グラフィックス : 3.3
ゲーム用グラフィックス : 4.6
プライマリハードディスク : 7.1

となり、ウィンドウが半透明で表示されるようになりました。

一時、エクスプローラでファイルなどのD&Dができなくなりましたが、
原因不明のままなぜか直りました。唯一不思議な現象でした。

このベアボーンは、見た目が網網なのでちょっと気色悪いです。
見えないところに押し込めば大丈夫でしょうが、
通気は確保しなければなりません。

ディスクアクセスランプの色は青で、
電源ランプは白色です。正面からみると眩しいです。

LANが100BASE-Tなので、ファイルサーバのようなことには
不向きです。

DVDドライブは付属ではないので、持ってないなら購入しないと
OSのインストールが苦しいです。
今回は外付けのUSB接続のDVDドライブを使いました。

SSDの温度は39℃。
そんなもんかな? ファンなしだし。

2010年7月10日土曜日

Axonal hotspot

脳みそにあるニューロンの話。
ニューロンのシグナルは軸索起始部(Axon Initial Segment, AIS)で
発生するが、そのAISの領域が移動したり広がったりするらしい。
http://www.nature.com/nature/journal/v465/n7301/full/4651022a.html
(Nature Vol.465, pp.1022-1023, doi:10.1038/4651022a)

ニューロンの中心からAISが遠くなると入力に対する
出力が出にくくなり、AISの領域が広がると入力に対する
出力が出やすくなるそうだ。

あるニューロンにどの軸索が接続しているか、と
それらの軸索がニューロンのどの場所につながっているか
で入力シグナルに対する出力シグナルがおおよそ
決まるのだと思っていたが、他の要因もあるとは。
まだまだ分からないことだらけだ。

2010年7月5日月曜日

脳波でコミュニケーション?

プレスリリース
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2010/pr20100329/pr20100329.html
によると、脳波で話せる機械ができたらしい。
言葉ほど速くコミュニケーションできるわけではないし、
伝えられる種類も512種類なので言葉にしゃべらなくても
いいようになるわけでもないので、話せる人には
意味はないかもしれんが、パーキンソン病みたいに
筋肉が動かせない人には朗報かもしれん。

黙読したら別の人にその内容が伝わるくらいになったら
すごいかもしれんが、まだまだ先のことだろう。

2010年5月30日日曜日

cmake その1

いろんな環境でビルドできるようにするツール、"cmake" を使ってみる。
UNIXのMakefileやVisualStudioのプロジェクトファイルなどを
作成してくれるツールである。メタメイクともいえるかもしれない。
LinuxとWindowsの両方でのビルドやVisualStudioの色々なバージョンに
同時に対応するなどを行いたいときに便利だろう。
ここではWindows環境であると想定して説明する。

まずはここからダウンロード。
http://www.cmake.org/

cygwinを使うならパッケージに含まれているので
そちらからダウンロードする。

ベースになるディレクトリをbasedirとする。
ここに test.cpp を作成する。内容は、

#include <iostream>
int main(int argc, char *argv[])
{
std::cout << "test" << std::endl;
return 0;
}
とする。同じディレクトリに CMakeLists.txt を作成する。
ファイル名はこれでなければならない。内容は、

cmake_minimum_required (VERSION 2.6)
project (Test)
add_executable(Test test.cpp)

とする。1行目はなくてもよい。
2行目はプロジェクト名に Test という名前を指定してる。
Test というプロジェクトに test.cpp というファイルを
追加するのが3行目である。

これで最小限の準備が完了した。

これらをビルドするために、Visual Studio 2010 を使うとする。
ディレクトリ basedir/vc10 を作成し、
そこにカレントディレクトリを移す。
その後、cmakeでプロジェクトファイルを生成する。

> cd vc10
> cmake -G "Visual Studio 10" ..

version 2.8.1の場合、次のファイルがカレントディレクトリに
生成される。

> dir
CMakeFiles (ディレクトリ)
ALL_BUILD.vcxproj
ALL_BUILD.vcxproj.filters
CMakeCache.txt
cmake_install.cmake
Test.sln
Test.vcproj
Test.vcproj.filters
ZERO_CHECK.vcxproj
ZERO_CHECK.vcxproj.filters

CMakeFilesの下にも多くのファイルが生成される。

Test.sln を VS2010で開いて、ビルドする。
ビルドターゲットはデフォルトで次の4つが作成される。

Debug
MinSizeRel
Release
RelWithDebInfo

ターゲットをDebugにして ALL_BUILD プロジェクトをビルドすると、

Debug/Test.exe

が生成される。これを実行すると、
test

が表示される。


同様にVisual Studio 2008用のプロジェクトファイルも簡単に
作成できる。さっきと同じようにvc9ディレクトリを作成して、
cmakeを実行する。なお、cmake実行前にVS2010は終了しておく。

> cd ..
> mkdir vc9
> cd vc9
> cmake -G "Visual Studio 9 2008" ..

VS2008で同じようにTest.slnを開いてビルドして実行すると、

> Debug\Test.exe
test

となる。

今回はここまで。

2010年4月4日日曜日

シャワーヘッドに細菌が

昨年のnatureの記事
http://www.nature.com/nature/journal/v461/n7262/full/461360a.html
によると、シャワーヘッドに細菌がいることがあるらしい。
塩素殺菌されてるだろうと思いきや、塩素耐性菌が生き残るとのこと。
弱っている人は日和見感染してしまうので、気を付けよう。

2010年3月7日日曜日

変な形のゆでたまご

ゆでたまごがクレーターのようになってしまった。

☆作り方☆
湯にいれるときに殻にうまい具合にひびを入れる。
白身がすこし出てくる程度にする。
白身がまとわりついて卵が浮くが、そのまま茹でる。
茹で上がったら殻をむくだけ。
(湯が卵に入り込むのでちょっと水っぽくなる)

ちなみに左は普通のゆでたまご。

2010年1月27日水曜日

アバター

話題の「アバター」観てきた。
(1)3D
3Dの眼鏡がずり落ちる。眼鏡の上にかけてるからだろうけど。
もう少し、考慮してもらえるとありがたい。

普通の眼鏡でいうレンズの部分を眼鏡拭きで拭いても
油がとれない。どうなってんだか。

映像のフレームレートが低い。動きの激しいシーンでは
3Dに見えない。なにか映像がちらちらしているようになる。
今の4倍くらいはフレームレートが欲しい所。

スクリーンは大きいはずなのに、原寸大のような感じがした。
人間はそれっぽい大きさに、アバターもそれっぽい大きさに。
不思議だ。

字幕を読むのは大変。特に原住民の字幕は右端にでるので、
読みにくい。そのうえ眼鏡のせいか像が2重に見える。
字幕が映像のど真ん中に表示されてたことがあったが、
これは読みやすかった。

(2)内容?
2足歩行メカのデザインがMATRIXに出てきたやつに似てた。
だれがデザインしてもあんな感じになるのかなぁ。

髪の毛の束なのか触覚なのか触手なのかよくわからんが、
それをつなげることで原住生物間でコミュニケーションが
とれるようだ。言葉よりもっと直感的な。
攻殻機動隊の首にケーブルをさしてデータのやり取りを
するのとおんなじだね。機械的でなくて生物的だけど。

自分自身をアバターに移動させることもできるようだ。
木を介して。
肉体という入れ物があったら移れるとは…戻れそうには
なかったけど。

原住民の死んだら先祖の元に戻るって思想は
なんだか「プロバビリティー・ムーン」で出てくる
世界(ワールド)人のようだ。

透明のディスプレーいいな。かっこいいな。欲しいな。
たしかCESかどこかで展示されていたはず。
数年後にでも市場に出てきたらうれしいな。

あ、ストーリーはありきたりだよ。上で挙げた要素も
突飛すぎるアイデアでもないし。ゆえに安心してみてられる。
ゲームをこんな風に3Dでできるときっと面白いと思う。

ちなみに、スタッフロールのなかに日本人の名前を2人、日系人の名前を1人
見つけた。もっといるだろうけど、数が多すぎてギブアップ!

なにはともあれ、見る価値はあるよ、面白い。