「Bacterial charity work leads to population-wide resistance」
doi:10.1038/nature09354
によると、抗生物質への耐性が高い菌が耐性の低い菌の
生存を助けているらしい。
また、抗生物質にさらされている中では
高耐性の菌だけで構成されたグループよりも
それらとそうでない菌を混ぜたグループのほうが
増殖率が高いということだ。
低耐性の菌が死滅して高耐性の菌が残りそれらが
増殖して耐性菌だらけになると思っていたが、
どうやらそう単純ではないらしい。
ちなみに、実験で使われた抗生物質は
norfloxacin(ノルフロキサシン)とgentamicin(ゲンタマイシン)で
細菌には大腸菌(Esherichia coli)が使われているとのこと。
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