2010/10/24

csrss.exe + XS35GT に不可解が現象が発生

XS35GTにインストールしたWindows7で動作しているプロセスの一つである
「csrss.exe」 の"I/O write bytes"がどんどん増加するという
現象が起きていることに、数日前気が付いた。

マウスかキーボードを操作すると、
I/O write bytes deltaが50GBとか意味のわからん値を叩きだしていた。
実際に何かを書き込んでいるわけではなさそう。
そもそもこんな速度で書き込めるわけがない。

調べて見ると同じではないが類似の症状の人が海外にいた。
http://blog.tatham.oddie.com.au/2007/07/28/strange-server-behavior-huge-io-other-count-for-csrssexe/
まさしく「the values skyrocketed.」と表現されている通りの現象が起きている。
この人は"I/O Other Bytes" に起きており、
マウスやキーボードの操作で発生しているわけでもなさそうだが、
現象だけは似ている。


ウィルスかスパイウェアかとも考えたがウィルススキャンにも
引っかからない。セーフモードで起動するとこの問題がなくなる。

結局、2日間調べた挙句、原因が突き止められないので
再インストールしながら調べることにした。やれやれだ orz

Windows7 をインストールした直後にはこの問題は発生しない。
マザーボード付属のドライバをインストールすると発生することが判明。
一つずつアンインストールと再起動を繰り返して調べたところ、
「Driver 1.2」が原因であることが判明。
「Install Control AP」のインストール中に一緒に
インストールされるドライバのようで、
とりあえずなくても動きそうなのでアンインストールすることにする。

というわけで、XS35GTにWindows7 Professionalをインストール
するときの手順は次のようになる。

-----
1. Win7をふつーにインストール。
既にWin7がインストール済みだとパーティションが2つ見えるが
2つとも削除してからインストールする。

2. XS35GTについてきてたドライバをインストール
Install Control APのところで
- Cisco EAP-FAST Module
- Cisco LEAP Module
- Cisco PEAP Module
- ControlAP 1.2
- Driver 1.2
の5つがインストールされる。

3. 再起動する。再起動後、I/O write bytesの値
(タスクマネージャだとI/O書き込みバイト数の値)が
どんどん増えていく。

4. Driver1.2をアンインストールして再起動。
たぶんControl APが正常に使えなくなるだけで
それ以外は問題はないと思われる(ほんとかな?)。
I/O write bytesの値が0であることが確認できる。

5. ついでにNTI Backup Now EZをアンインストール。
30日間しか使えないので。
一応、再起動しておく。

6. NVIDIAのドライバをインストールし、再起動
-----
これでOK。I/O write bytesは0のまま。

さて、ここから以前の状態に復旧するのが大変だ。
先が長い…

2010/10/10

細菌が協力して抗生物質に対抗

「Bacterial charity work leads to population-wide resistance」
doi:10.1038/nature09354
によると、抗生物質への耐性が高い菌が耐性の低い菌の
生存を助けているらしい。
また、抗生物質にさらされている中では
高耐性の菌だけで構成されたグループよりも
それらとそうでない菌を混ぜたグループのほうが
増殖率が高いということだ。

低耐性の菌が死滅して高耐性の菌が残りそれらが
増殖して耐性菌だらけになると思っていたが、
どうやらそう単純ではないらしい。

ちなみに、実験で使われた抗生物質は
norfloxacin(ノルフロキサシン)とgentamicin(ゲンタマイシン)で
細菌には大腸菌(Esherichia coli)が使われているとのこと。

2010/10/09

CPU の温度

XS35GTのCPUの温度を「Core Temp」で調べてみた。
他の測定ソフトもたくさんあるのだが、Windows7で
動作するものが意外と少ない。

その温度だが、負荷なしで
室温 25℃
CPU 63℃
SSD 41℃
となった。ファンレスだとどうしても
温度が高くなるようだ。