2007/11/04

生物系でのLevy flightの存在に疑問が

ワタリアホウドリ(wandering albatross)と鹿(deer)とマルハナバチ(bumblebee)の
探索戦略がlevy flight(http://en.wikipedia.org/wiki/L%C3%A9vy_flight)に従う
との証拠に疑問が呈されている.
http://www.nature.com/nature/journal/v449/n7165/full/nature06199.html

この調査では1992年に行われた調査よりも高精度にアホウドリの飛行時間を
記録できる装置を使用している.その結果,飛行時間の確率分布が
shifted gamma distribution :
f(t)=r^s y^(s-1) e^(-ry)/Γ(s)
に従うことが示された.
指数項は,飛行時間が十分に長くなるとその確率分布が
ポアソン分布に従うことを示している.

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